太秦映画村(読み)うずまさえいがむら

世界大百科事典(旧版)内の太秦映画村の言及

【日本映画】より


[日本映画の衰微と撮影所の末路]
 しかし,その後,新東宝の倒産(1961),大映の倒産(1971),日活の一時製作中止と〈ロマン・ポルノ〉路線への転向(1971)と,日本映画の衰微の勢いは深まって,撮影所は危機に陥った。そこでとられたのが広大な撮影所の切売りで,東映の京都撮影所の一部は観光施設・太秦映画村に(1975),松竹の大船撮影所の一部はショッピング・センターに(1976),日活の調布撮影所の一部はマンションに(1977)なった。いまではだれも撮影所を〈夢の工場〉とは呼ばない。…

※「太秦映画村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む