太郎焼亡(読み)たろうじょうもう

世界大百科事典(旧版)内の太郎焼亡の言及

【京都[市]】より

…このように天変地異の被害は人口の集中する都市であるがために増幅された。平安末期,1177年(治承1)4月の大火は,2万余家が焼亡し,死者も数千人にのぼったという空前の火災で,世に〈太郎焼亡(じようもう)〉と称される。この大火により大内裏の諸官衙が焼失したが,大極殿はこののち再建されることはなかった。…

※「太郎焼亡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android