奈良簾座(読み)ならすだれざ

世界大百科事典(旧版)内の奈良簾座の言及

【問丸】より

…このように問丸職・問職はあらゆる業種に成立するが,単に中継取引で流通を掌握するのではなくて,領主の課税徴収を請け負うことによって営業独占権を確立するものが多かった。また営業独占権をてこにして地方商人や農村手工業者を支配下におき,前貸しによる問屋的家内工業を営むものも室町期には見られ,大和乙木の萱簾篇座を支配した奈良簾座はその例である。【脇田 晴子】。…

※「奈良簾座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む