契約通貨ベース指数(読み)けいやくつうかべーすしすう

世界大百科事典(旧版)内の契約通貨ベース指数の言及

【卸売物価指数】より

…たとえば,(1)国内卸売物価指数と輸出物価指数を合成することによって国産品指数の算出が可能であり,(2)需要段階別・用途別分類指数を用いて水際段階の価格変動の波及プロセスを分析できる。また,(3)輸出・輸入物価については円ベース指数(外貨建て契約価格を為替相場により円換算した指数)と各契約通貨建て価格自体を合成した契約通貨ベース指数が公表されているので,両指数を比較することにより為替変動の直接的影響を把握できる。 欧米主要国の卸売物価指数は,その対象範囲や価格調査の段階など指数内容がそれぞれ若干異なっている。…

※「契約通貨ベース指数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む