奚廷珪(読み)けいていけい

世界大百科事典(旧版)内の奚廷珪の言及

【墨】より

…易州すなわち今の河北省易県のあたりは,唐代製墨の中心地で,易水の墨匠の多くは,907年(天祐4)に唐が滅ぶと,五代南唐治下の歙州(しようしゆう∥きゆうじゆう)(安徽省)に移住し,製墨に励んだ。その中の傑出した名工が,奚超(けいちよう)とその子奚廷珪(けいていけい)である。奚超は南唐の後主李煜(りいく)の愛顧を得て,李姓を賜り,墨務官に任命された。…

※「奚廷珪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む