如来蔵思想(読み)にょらいぞうしそう

世界大百科事典(旧版)内の如来蔵思想の言及

【インド哲学】より

…他方,唯識派(瑜伽行派)は,空の立場に立ちながらも,現実生存の根底にアーラヤ識ālayavijñānaという精神的原理を想定し,現実生存がこのように成立している理由を体系的に説明しようとした。またいっさいの衆生は如来となる可能性があるとする如来蔵思想が成立,仏教のベーダーンタ哲学への接近を示している。一方ジャイナ教では,1世紀ころまでに白衣派と空衣派の2派に分裂したが,体系化の風潮の中で,空衣派のクンダクンダKundakundaや白衣派のウマースバーティらがジャイナ教義の体系化に貢献し,七原理の説や七句表示法が確立した。…

※「如来蔵思想」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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