姉小路針(読み)あねこうじばり

世界大百科事典(旧版)内の姉小路針の言及

【針】より

…針の穴については,早く平安時代の《宇津保物語》にも,〈いと使ひよき手作りの針の耳いと明らかなる〉と,耳(穴)が使いよさにつながることが語られており,後の《慶長見聞集》にも,小さな針に穴をあけることへの驚きが記されている。 中世には京都の姉小路針が有名で,《庭訓往来》にもその名が見える。この姉小路針にかかわって,日本の縫針の始まりについての伝承がある。…

※「姉小路針」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む