姚思廉(読み)ようしれん

世界大百科事典(旧版)内の姚思廉の言及

【医者】より

…しかし医官の最高位が各省の副長官の下程度であったように,医者の社会的地位は低く,とくに職業としての医療行為は低い評価しか受けなかった。このことは華佗が士人でありながら医を業としたことを悔いたという話や,姚僧垣の孫の姚思廉(557‐637)が《陳書》を撰したときに,父の姚察が祖父が貴人を治療して得た報酬を学資にあてたことを恥じてそのことを伝記から除いたという話が示している。これに対して文人や政治家で医療に興味を持った人は多く,報酬を受けずに病人を治療するという行為は美談として史書に特筆されている。…

※「姚思廉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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