姚泓(読み)ちょうおう

世界大百科事典(旧版)内の姚泓の言及

【秦】より

…のちその勢力は前に入ったが,姚弋仲の子姚萇(ようちよう)は前秦の瓦解を機に自立し,苻堅をとらえて長安に即位した。その子の姚興は洛陽を占領し,後涼を併せ,北涼,南涼,西涼を臣属させるなど国威を張ったが,その子姚泓のとき東晋の劉裕に滅ぼされた。後秦では仏教が尊信され,クマーラジーバ(鳩摩羅什)の訳経事業で知られる。…

※「姚泓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」