婦人公民権法案(読み)ふじんこうみんけんほうあん

世界大百科事典(旧版)内の婦人公民権法案の言及

【婦人参政権運動】より

…そこで婦人参政権の獲得だけを目標とする婦選獲得同盟が中心となり,無産婦人団体を含めて7団体が,30年に〈全国日本婦選大会〉を開催した。こうした努力にもかかわらず,婦人参政権法案は両院を通過せず,33年からは議会に上程されることもなくなった(婦人公民権法案は1931年に衆議院を通過したが,貴族院で阻止された)。日本は戦争への道を進み,女性は官制の団体に組織され,婦人参政権運動の運動家も戦争に協力させられた。…

※「婦人公民権法案」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android