嫌諱(読み)けんき

世界大百科事典(旧版)内の嫌諱の言及

【人名】より

… ところでこれまでのことを逆の方向からみると,父,君,師などの実名は,その裏返しとして強く回避しなければならない。〈嫌諱(けんき)〉といって,それらと発音が同じ文字をさえ口にしたりしないということもあった((いみな))。文字に書くときも,正しい字体からわざと最終の1画を省いて書くということもあった。…

※「嫌諱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」