知恵蔵mini 「子どもと魔法」の解説 子どもと魔法 フランスの作曲家モーリス・ラベルが作曲したオペラ。「子どもと呪文」とも訳される。1人の乱暴な少年が、これまでいたずらしてきた動物や家具などから仕返しを受けるという不思議な体験を通して心を改めるまでを、バレエの要素も取り入れて幻想的に描く。1925年のフランスでの初演以降、世界各地で上演されている。日本の指揮者・小澤征爾は、同オペラを収録したアルバムで第58回グラミー賞(2016年)の最優秀オペラ録音部門を受賞した。 (2016-2-17) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の子どもと魔法の言及 【ラベル】より …オペラ《スペインの時間》(台本フラン・ノアン。1909)には,《博物誌》の語り口の延長とスペイン趣味(リズムと民謡風旋律)との巧みな混交がおもしろく,ファンテジー・リリック《子どもと魔法》(台本コレット。1925)には,幼い日々の詩情を基調にもつ点で《マ・メール・ロア》と通じるものがある。… ※「子どもと魔法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by