子育て呑竜(読み)こそだてどんりゅう

世界大百科事典(旧版)内の子育て呑竜の言及

【呑竜】より

…貧困のため行われていた堕胎や間引きの惨状に対して,寺の禄米を施して小さな生命を救った。禄米流用の非難が起こるや困窮者の子弟を形だけ剃髪させて,弟子の名目のもとに慈善行を続け,子育て呑竜と呼ばれた。1616年(元和2)にはツル殺しの孝子源次兵衛をかばって信州小諸の仏光寺に6年間閑居したが,許されて帰寺するなど,民衆と苦難をともにして教化に尽くした。…

※「子育て呑竜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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