《孝子董永伝》(読み)こうしとうえいでん

世界大百科事典(旧版)内の《孝子董永伝》の言及

【董永】より

…白鳥処女説話の変型したもので,漢の劉向(りゆうきよう)《孝子伝》や晋の干宝《捜神記》巻一などにみえ,《蒙求(もうぎゆう)》にも〈董永自売〉として収められ,古代のインテリたちに記憶された。この説話は,唐末五代の変文《孝子董永伝》や古白話小説《董永遇仙伝》にも編まれ,そこでは天女との間に生まれた遺児が天界の母を訪ねる後日譚が付加され,後者ではその遺児に漢朝の大儒董仲舒が擬せられる。さらに清代に至ると,時代を宋朝に設定して宝巻《董永売身》にも語られるほか,七夕説話と結合した民間伝説も行われて,その伝承は絶えない。…

※「《孝子董永伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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