守護書下(読み)しゅごかきくだし

世界大百科事典(旧版)内の守護書下の言及

【書下】より

…そのため書下の日付は,年付の日付(書下年号)となるが,この点で書状との決定的な相違がある。書下の差出者は種々あるが,このうちとくに重要なのは,南北朝後期から室町時代にかけて盛んに用いられた守護書下である。守護は,幕府の命を伝達する遵行状(じゆんぎようじよう)にこれを用いたほか,その管国支配権に基づいて管国内の土地の給与・安堵,特権の付与・承認にもこれを用い,管国の領国化を進めたといわれる。…

※「守護書下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む