世界大百科事典(旧版)内の安全色彩使用通則の言及
【色彩調節】より
…このように用途や機能別の区分をしておくことにより,安全や能率を高める配色が容易になる。安全色彩は安全上必要なものまたは個所を識別しやすくして災害防止に役だてようとするもので,使用する色としてはJISの安全色彩使用通則で,赤(防火,停止,禁止,高度の危険),黄赤(危険,航空・船舶の保安施設),黄(注意),緑(安全,衛生,進行),青(用心),赤紫(放射能),白(通路,整頓,引き立てる色),黒(引き立てる色や補助に使う)の8色が定められている。識別色は配管内の物質の種類を示す色のことをいい,管系統の取扱いを容易にすることがその目的である。…
※「安全色彩使用通則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」