安寿(読み)あんじゅ

世界大百科事典(旧版)内の安寿の言及

【山荘太夫】より

…上中下3巻から成る。丹後由良(ゆら)の長者山荘太夫のもとで,譜代(奴隷)としてその過酷な運命に苦しみぬいた安寿と厨子王(ずしおう)姉弟の物語である。山荘太夫の追及をのがれて,摂津国天王寺(四天王寺)にたどりついた厨子王は,そこで賤しい身分を捨てて,もとの奥州五十四郡の主として復活することになる。…

※「安寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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