定容燃焼サイクル(読み)ていようねんしょうさいくる

世界大百科事典(旧版)内の定容燃焼サイクルの言及

【内燃機関】より

…理想化された内燃機関が行う熱力学上のサイクルは,加熱(燃焼)様式により3通りある。図1-aの定容サイクル(定容燃焼サイクル)は一定の容積で加熱と冷却が行われ,圧縮と膨張が断熱的に行われるもので,オットーサイクルとも呼ばれ,火花点火機関の基礎となるサイクルである。図1-bの定圧サイクル(定圧燃焼サイクル)は一定圧力の下で加熱が,また一定容積の下で冷却が行われ,圧縮と膨張が断熱的に行われるもので,ディーゼルサイクルとも呼ばれ,初期のディーゼルエンジンの基礎サイクルともいえるものである。…

※「定容燃焼サイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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