定常クリープ(読み)ていじょうクリープ

最新 地学事典 「定常クリープ」の解説

ていじょうクリープ
定常クリープ

steady state creep

クリープ実験定常流動が起こっていること。クリープ実験とは,荷重をのせるなどして差応力一定に保ち,岩石などの固体変形させる実験のこと。歪み速度を人為的に与えることはできない。この点で定歪み速度変形実験とは違う。歪み速度はクリープ実験開始直後は速いが,だんだん遅くなり,やがて一定になる。一定になったときの変形のことを定常クリープという。

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参照項目:定常流動

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 増田

世界大百科事典(旧版)内の定常クリープの言及

【クリープ】より

…最初一定の力をかけた瞬間に材料には弾性的な伸びが生じ,続いてわりに速い塑性変形が起こるが,塑性変形の速さはだんだん遅くなり,ついにほぼ一定の速さで変形が進むようになる。この変形速度がだんだん遅くなる領域を遷移クリープまたは第一次クリープと呼び,その次のほぼ一定速度で変形の進む領域を定常クリープまたは第二次クリープという。その後は変形速度が急に大きくなり,ついに破壊するが,この領域は加速クリープまたは第三次クリープと呼ばれている。…

※「定常クリープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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