世界大百科事典(旧版)内の定常クリープの言及
【クリープ】より
…最初一定の力をかけた瞬間に材料には弾性的な伸びが生じ,続いてわりに速い塑性変形が起こるが,塑性変形の速さはだんだん遅くなり,ついにほぼ一定の速さで変形が進むようになる。この変形速度がだんだん遅くなる領域を遷移クリープまたは第一次クリープと呼び,その次のほぼ一定速度で変形の進む領域を定常クリープまたは第二次クリープという。その後は変形速度が急に大きくなり,ついに破壊するが,この領域は加速クリープまたは第三次クリープと呼ばれている。…
※「定常クリープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」