世界大百科事典(旧版)内の定期運航の言及
【定期船・不定期船】より
…したがって,このような需要内容の小口雑貨物を集合することによって,特定航路で規則的な輸送サービスの提供が可能となる。この種の海上貿易貨物を対象に,運航スケジュールと品目別の運賃表(タリフ)を公表し,これに基づいて特定航路で定期的に反復航海する船舶の運航形態を定期運航といい,これに従事する船舶を定期船と呼んでいる。 一方,原材料,燃料,食糧,その他の低額物資は,重量または容積に比べて単位当り価格が低いことから,その取得価格に占める運賃の割合が大きく,そのため運賃負担力が小さい。…
※「定期運航」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」