定速沈降区間(読み)ていそくちんこうくかん

世界大百科事典(旧版)内の定速沈降区間の言及

【沈降】より

…沈降開始初期の清澄界面直下の濃度は懸濁液の初濃度に等しく,界面沈降速度は一定で,直線で表される。この区間を定速沈降区間と呼び,直線の傾きは初濃度における懸濁液中の粒子群の沈降速度を表し,初濃度が大きければ速度は減少する。図の圧縮点以降は減速沈降区間あるいは圧縮脱水区間と呼ばれ,清澄界面直下の濃度は深さ方向に連続的に時々刻々変化しており,これとともに界面沈降速度は減少して最終高さに漸近する曲線となる。…

※「定速沈降区間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む