世界大百科事典(旧版)内の実損塡補方式の言及
【価額協定保険】より
…火災保険の一種。通常の火災保険では比例塡補(てんポ)方式(損害額に保険金額の保険価額に対する割合を乗じた額が保険金として支払われる)が採られているのに対し,契約時に保険価額を加入者と保険会社が協定しておき罹災時には保険金額の範囲内で損害額がそのまま保険金として支払われる(実損塡補方式)。契約時には,保険の目的を評価し,その評価額(建物は再調達価額,家財は時価額)に60%,80%,100%のいずれかの付保割合を乗じたものを保険金額とする。…
※「実損塡補方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」