世界大百科事典(旧版)内の実用音楽の言及
【ヒンデミット】より
… 彼の作風は明快な楽想,躍動的なリズムによって後期ロマン派の主情主義を一掃し,第1次大戦後〈新音楽〉として迎えられ,〈新即物主義〉と呼ばれる。また芸術至上主義に対して音楽の合目的性を主張し,〈実用音楽Gebrauchsmusik〉を唱えた。ヒンデミット,ワイルらの新即物主義は演奏界にも影響を与え,原典楽譜に忠実な客観的演奏様式の源となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」