世界大百科事典(旧版)内の実詞の言及
【助辞】より
…ここにいう助辞とは漢文(中国古典語)のいくつかの品詞の総称であって,江戸時代の漢学者はおおむね〈助字〉と呼ぶが,近代中国の文法学者が〈虚詞〉(または〈虚字〉)と称するものにあたる。中国の文法では,品詞を大きく分けて〈実詞〉と〈虚詞〉の二類とする。〈実詞〉は名詞・動詞・形容詞を包括し,これに属する単語はそれぞれある種の事物またはその数量,形態,動作などを意味し,明確なイメージをよび起こす。…
※「実詞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」