実質的審査主義(読み)じっしつてきしんさしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の実質的審査主義の言及

【商業登記】より

…しかし,登記官はそれ以上申請事項が実質的に真実であるかまで調査する職務権限を有しない(形式的審査主義)と解される(判例の立場)。もっとも学説では実質的審査主義を支持する者も少なくない。申請が受理され登記されると,登記所はそれを遅滞なく公告(官報および所定の新聞紙上に1回以上)しなければならない(商法11条)。…

【不動産登記】より

… 登記官は申請書が受け付けられた後,遅滞なく申請に関するすべての事項を調査したうえ,登記を実行すべきか,または,登記申請を却下すべきかを決定しなければならない(49条)。登記官の審査については,二つの方式があり,その一つは審査の対象となる事項が登記申請手続に関する法定の要件に適合しているか否かを申請書類および登記簿を資料として書面上審査を行うものとするいわゆる形式的審査主義であり,もう一つは申請にかかる事項が実体に符合するものであるか否かを判断資料の制限をしないで審査するものとするいわゆる実質的審査主義である。日本では,表示に関する登記については実質的審査主義を,権利に関する登記については形式的審査主義を採っている。…

※「実質的審査主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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