世界大百科事典(旧版)内の実験教育法の言及
【教育心理学】より
…自然な生活場面での行動観察(自然観察),一定の条件を統制した場面での行動観察や特定の働きかけをした場合の行動の観察(組織的ないし実験的観察)などである。ただし,一般心理学における動物実験のように意図的に飢餓状態をつくりだしてこれとの関連で生ずる欲求や行動の変化を研究するなどは,当然のことながら避けられる一方,子どもの学力を高めると仮説されるいくつかの教授法を適用し,その効果を比較する実験教育(教育実験)法のように,教育心理学でとくに重視される方法もある。
[課題]
日本の教育心理学の歴史は外国の諸理論の導入にはじまり,その後も諸外国の動向の強い影響下で発展をとげてきた。…
※「実験教育法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」