客戸税銭(読み)かくこぜいせん

世界大百科事典(旧版)内の客戸税銭の言及

【宇文融】より

…721年(開元9),増大する逃戸を摘発して租庸調などの減収を防ぐ括戸政策を提案,みずから使職を帯びて実行に当たった。令制に規定する本籍地主義を建前としつつ,実際には客戸の現住を認め,全国80余万の客戸から数百万銭の客戸税銭を徴収して財政を補強した。このため玄宗の信任を得たが,政敵の告発により配流され,広州で死んだ。…

※「客戸税銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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