宮太夫(読み)みやたゆう

世界大百科事典(旧版)内の宮太夫の言及

【太夫】より

五節舞(ごせちのまい)や踏歌(とうか)の舞妓を率いる役を〈楽前(がくぜん)の大夫〉と称し,太でなく大の字を用いた。さらに神事をつかさどる者を宮太夫・太夫様と呼んだところから,伊勢神宮や諸国の御師(おし)をも太夫と称し,獅子舞などの神楽芸をおこなう者も太夫号を用いることとなった。猿楽(能)の大夫というのも,こうした社寺の芸能奉仕をする神事舞(じんじまい)太夫からでたと考えられる。…

※「宮太夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android