家付人付帳(読み)いえつけひとつけちょう

世界大百科事典(旧版)内の家付人付帳の言及

【家数人馬改帳】より

…戦国・織豊期から近世初頭にかけて行われた農村労働力の実態調査の記録。家数改帳,家付帳,家付人付帳,棟別帳,人畜改帳などの名がある。検地帳が土地生産力を記録するのに対して,家数人馬改帳は村内の百姓竈(かまど)ごとに受持高,家族の男女別年齢・軒数・牛馬数・屋敷地を調査し,村落構成員を把握するばかりでなく,村ごとに男女別・年齢別の集計を出すことによって夫役負担能力のあるものを書き上げさせた。…

※「家付人付帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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