富士瓦斯紡績川崎工場争議(読み)ふじがすぼうせきかわさきこうじょうそうぎ

世界大百科事典(旧版)内の富士瓦斯紡績川崎工場争議の言及

【鐘紡争議】より

…結局争議は,会社側の切崩し戦術の前に,工場ごとの分立的な闘いになり,また労働組合の相互対立で,労働者側の敗北となって終息するが,無争議・無組合という鐘紡の伝統は崩れ去った。同時期の繊維産業の争議では,このほかに,〈市街戦〉的な様相を呈した東洋モスリン亀戸工場争議や,〈煙突男〉が出現した富士瓦斯紡績川崎工場争議(ともに1930)が有名である。【三宅 明正】。…

※「富士瓦斯紡績川崎工場争議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android