世界大百科事典(旧版)内の審きの日の言及
【最後の審判】より
…旧約聖書においては時代によって変遷があり,初期には,罪を犯した者に対して直ちに罰が下され,その審きが後代にまで続くことが述べられている程度である。後代になるとしだいに〈審きの日〉の思想が生まれてくるが,それも最初はイスラエルの敵に対してだけ襲うものであるとされた。預言者の時代になると,審きはイスラエルの敵ばかりではなく,イスラエル人に対しても向けられたものと理解される。…
※「審きの日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」