寺抱え(読み)てらがかえ

世界大百科事典(旧版)内の寺抱えの言及

【駆込】より

…江戸時代,鎌倉松ヶ岡の東慶寺や上野国世良田の満徳寺が縁切寺として,寺内へ駆け込んだ女性に離婚の成立する慣行があったことはよく知られている。また奥州の守山藩では罪を犯した百姓たちが,その菩提寺などに駆け入り,〈寺抱え〉となることによって藩の処罰をうけずにすむ慣行が存在していた。このほかに,過失から出火をなした者が付近の寺院に入って謹慎した(〈火元入寺〉と称する)のも駆込の一種とみられる。…

※「寺抱え」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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