専売改革法案(読み)せんばいかいかくほうあん

世界大百科事典(旧版)内の専売改革法案の言及

【専売】より

…なお,アルコールの専売については,法律上専売納付金という概念はないが,決算上益金を生じた場合には,当該利益を生じた年度の一般会計の歳入に納付することとされている。 1984年8月には,タバコの輸入自由化と,日本専売公社の特殊会社化を主要な柱とする,いわゆる専売改革法案が公布され(たばこ事業法が制定され,たばこ専売法,製造たばこ定価法は廃止),85年4月から新たに専売公社に代わって,日本たばこ産業株式会社が発足した。これにより,明治以来約80年続いたタバコの専売は廃止されることになった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」