射表(読み)しゃひょう

世界大百科事典(旧版)内の射表の言及

【射撃管制装置】より

…FCSは,(1)武器と攻撃目標の相対的な位置およびその時間的変化率を測定するための観測装置(センサー),(2)測定された位置および変化率から攻撃目標の航路を推定し,武器に与える見越角度を算定する計算装置,(3)攻撃目標の相対位置および武器の発射角度を指示して制御のために使用する表示装置などから構成される。
[発達の過程]
 野砲や艦載砲を発射する場合,従来は光学式測距儀で距離や方向を測定し,機械式や電気機械式計算機に,目標の位置,自分の位置,気象条件およびFCSに組み込まれている射表(弾丸などの武器の軌道上の位置を,時間の経過に従って算定し,射角,装薬量などの変数ごとに記した表)を索引するのに必要な諸条件を入力して射撃方向を求め,武器の方向を合わせるなど,人手によって行っていた。光学式測距儀は夜間の使用が困難であり,距離的にも限界があった。…

※「射表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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