小代行平(読み)しょうだいゆきひら

世界大百科事典(旧版)内の小代行平の言及

【小代氏】より

…武蔵国小代(勝代)郷(現,埼玉県東松山市)を本領とする中世の武家。伝えられる系図によれば武蔵七党児玉党の流れをくむ遠弘が小代氏の祖である。遠弘の子行平は源頼朝に仕えて,本領のほか越後国中河保,安芸国見布乃荘等の地頭職を与えられ,鎌倉御家人小代氏の基礎を築いた。1247年(宝治1)重俊のとき,宝治合戦の勲功賞として肥後国野原荘の地頭職を与えられたが,71年(文永8)幕府の指令により,モンゴル来襲に対する防備と領内の悪党鎮圧のため,重俊の子息等は肥後に下ってそのまま土着した。…

※「小代行平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む