世界大百科事典(旧版)内の小侍番の言及
【番衆】より
…将軍実朝の時期には近習の結番祗候(けつばんしこう)の制度が整えられ,昵近(じつきん)祗候人の中から芸能の輩を選んで学問所番も定められた。1219年(承久1)に京都から藤原頼経を迎えた新造の大倉御所には,従来の侍所のほかに小侍所(こさむらいどころ)が設けられ,将軍近侍者による小侍番が定められた。これは1日1夜の小番で,後の史料によると6番制であった。…
※「小侍番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」