世界大百科事典(旧版)内の小児内科学の言及
【小児医学】より
…小児医学の領域は,小児の疾病を対象としてその診断と治療を目的とする小児病学あるいは治療小児科学と,健康小児の発育と育成とを目的とする小児保健学とに大別することができる。
[小児病学]
小児病学は小児内科学と小児外科学に分けられ,さらに小児内科学は新生児病学,出生前小児科学(臨床遺伝学,先天性異常学),小児代謝病学,小児内分泌病学,小児呼吸器病学,小児循環器病学,小児血液病学,小児腎臓病学,小児神経病学,小児精神病学などの各専門分野に分化していく傾向にある。また小児外科学の方も一般小児外科学,小児循環器外科学,小児泌尿器科学,小児脳外科学,小児麻酔学などに分けられるが,これらのほかに小児眼科学,小児耳鼻咽喉科学,小児整形外科学,小児放射線科学などの専門分野がある。…
※「小児内科学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」