小早川春平(読み)こばやかわはるひら

世界大百科事典(旧版)内の小早川春平の言及

【仏通寺】より

…仏通寺川沿いの深山幽谷の勝地にあり,域内に伝雪舟作の庭をもつ篩月(しげつ)庵,三級滝,聖民(しようみん)洞などの景地が多く,近世以降,文人墨客の清遊も多い。開創は1397年(応永4),沼田(ぬた)荘の地頭小早川春平が愚中周及(大通禅師)を迎え,一族の菩提寺として諸堂を建立。周及は同じ臨済でありながら権勢に密着した五山叢林の禅にあきたらず,元に渡って仏通禅師(即休契了)に師事し,その清新峻厳な禅風をついだ。…

※「小早川春平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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