世界大百科事典(旧版)内の小歩危の言及
【大歩危・小歩危】より
…ボキ,ボケは山間の断崖地の呼称で,崩壊の字もあてるが,この両岸は標高1000m前後の山がせまり,かつてはわずかに小路が通じていた。1935年川岸に沿って開通した土讃線の阿波川口駅から南に5kmで小歩危,さらに4kmで大歩危となるが,その間がとくに峡谷美をなす。大歩危は奇岩や怪石が多く,深い淵があって男性的で,小歩危は岩石の露出が少なく,奇岩も小さく女性的といわれる。…
※「小歩危」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」