世界大百科事典(旧版)内の小比叡神の言及
【日吉大社】より
…日吉(ひえ)社とか山王権現ともよばれる。比叡山の東の尾根にある牛尾山(小比叡峰または八王子山)の大山咋(おおやまくい)神(別名を山末之大主(やますえのおおぬし)神)が最初にまつられた地主神で,のち668年(天智7)に三輪の大己貴(おおなむち)神を比叡の山口に勧請して大比叡神とし,大宮とよばれて西本宮にまつられ,大山咋神は小比叡神とされて東本宮にまつられた。比叡山中に延暦寺が建立されると,この2神は天台宗守護の護法神として尊崇され,天台宗の興隆にともなって信仰を集めた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」