小泉三吉(読み)こいずみさんきち

世界大百科事典(旧版)内の小泉三吉の言及

【家】より

…同年11月刊行の際,最終章を追加。生家の島崎家と姉の嫁ぎ先高瀬家をモデルとして,二つの旧家の頽廃と,その中で〈新しい家〉を築こうと苦闘する主人公,小泉三吉(藤村自身がモデル)の姿を描く。彼がめざす〈家〉は経済的独立と夫婦の相互理解を柱とするが,それは彼自身の中に生きている旧家の意識や宿命的な血統の自覚,妻お雪との相克などに妨げられて実現せず,結局彼は日常生活の惰性にしか夫婦のきずなを見いだすことができない。…

※「小泉三吉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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