小麦パン(読み)こむぎぱん

世界大百科事典(旧版)内の小麦パンの言及

【パン】より

…古代のローマ人たちは大麦の粥を主食としていたが,前3世紀に至って,ようやくギリシアからパン職人をつれてきてパンを作らせるようになり,前2世紀にはローマにパン屋があらわれた。初期には大麦による発酵パンが好んで食べられていたが,しだいに小麦パンへと移行していった。ポンペイの遺跡からは当時のパン屋のあとがそっくり出土しており,当時のベーカリーがどのようであったか如実にわかるが,すでにこの時代には牛馬を使っての大がかりな製粉用石臼やドウの混捏(こんねつ)機も使われていた。…

※「小麦パン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む