少司命(読み)しょうしめい

世界大百科事典(旧版)内の少司命の言及

【司命】より

…中国において,本来,北斗七星の魁(かい)(桝(ます)の部分)の上方にある星座文昌宮六星の第4星を司命という。古来,人間の寿命をつかさどる天神と考えられ,《楚辞》九歌には大司命,少司命の2神が見え,文昌宮第5星の司中,第6の司禄とともに祭祀の対象とされた。とくに道教では人間の寿命台帳を管理し,人間の行為の善悪を監視する三尸虫(さんしちゆう)や竈神(かまどがみ)の報告に基づいて寿命の増減を行う神と考えられた。…

※「少司命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む