少年戦車兵学校(読み)しょうねんせんしゃへいがっこう

世界大百科事典(旧版)内の少年戦車兵学校の言及

【少年兵】より

…陸軍でも,海軍の飛行予科練習制度にならって1933年,少年飛行兵制度を導入し,これも太平洋戦争中,大規模な募集がなされた(1944年には5000人採用)。さらに陸軍では40年,ドイツに派遣された山下奉文中将らの軍事視察団報告とノモンハン事件の教訓から少年戦車兵学校が設置されることになり,41年陸軍戦車兵学校が富士山麓に開校された。このほかにも徴兵適齢前の各種の少年兵が陸海軍で下士官養成を目的に大量に募集されたが,戦局の悪化とともに前線に動員されて,特攻作戦などで17~18歳の若さで戦死した者が少なくない。…

※「少年戦車兵学校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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