尾道町奉行(読み)おのみちまちぶぎょう

世界大百科事典(旧版)内の尾道町奉行の言及

【尾道[市]】より

…支配機構は,はじめ御調郡代官のもと各町に町年寄1人,組頭2人,肝煎(きもいり)1人,月行事10人が配され,月番制で町行政を執務した。1715年(正徳5)尾道町奉行が新設されると,町行政,尾道寺社方および海陸輸送関係,とくに藩の津出年貢蔵,大坂登米(のぼせまい),畳表・たばこ運上,抜荷改めなどを管轄下においた。戸口の推移は,1638年724軒,1702年(元禄15)1057軒,20年(享保5)1685軒,1825年(文政8)2926軒(人数9488)と増加している。…

※「尾道町奉行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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