世界大百科事典(旧版)内の局部腐食の言及
【腐食】より
…このスケールを破壊する条件が加わったり,溶解する物質が存在するときに起こる異常酸化が高温腐食high temperature corrosionでの問題となる。応力の存在下で金属の変形が起こると表面皮膜の破壊が起こるが,破れ目を起点とする腐食反応の進行の速度がそれを補修する速度を上回ると局部腐食に発展する。湿食条件と機械的な皮膜の破壊とが重なり合うと腐食疲労,衝撃腐食,応力腐食割れなどの過酷な局部損傷の原因となる。…
※「局部腐食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」