居垣内(読み)いがいと

世界大百科事典(旧版)内の居垣内の言及

【垣内】より

…垣内の語は平安初期から文書に,地名化した特定の私領の土地区画として現れる。それらは多く畠地で,垣,中垣,道,畔,溝,河などを境とし,他領,他垣内と接して存在しており,なかには居住者のいる宅地(居垣内(いがいと))もあるが,ふつう私領畠として売買譲渡の対象とされている。また同時に垣内の内外が開田され,それを包摂した垣内田,門田(もんでん∥かどた)がひろく出現するようになり,垣内集落を中心に囲い込み耕地と開放耕地や荒れ地が入りまじってひろがる中世農村の景観が生まれた。…

※「居垣内」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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