層状鉄鉱床(読み)そうじょうてっこうしょう

世界大百科事典(旧版)内の層状鉄鉱床の言及

【鉄鉱物】より

…鉄鉱床にはスウェーデンのキルナ型鉄鉱床のような正マグマ鉱床,岩手県釜石鉱山のような接触交代型鉄・銅鉱床,新潟県赤谷鉱山のような熱水性鉄鉱床,また北海道内浦湾沿岸の海岸砂鉄鉱床のような重鉱物の濃集による堆積鉱床もあるが,世界の鉄鉱生産額の大部分は化学的沈殿によって生成した,堆積性鉄鉱床から採掘されたものである。 このような堆積性鉄鉱床は,その規模,生成時期,構成鉱物,堆積環境などから,沼鉄鉱鉱床,カンブリア紀以降の層状鉄鉱床,縞状鉄鉱床に三大別される。(1)沼鉄鉱鉱床 これら3種の鉱床中で最も規模の小さいもので,多くの場合,氷期の大陸氷河によって削られてできた沼沢地,湖などに鉄鉱物が堆積したものである。…

※「層状鉄鉱床」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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