世界大百科事典(旧版)内の山の神の日の言及
【山の神】より
…つまり死後の霊魂が時間を経て先祖神となり,子孫の生活を守るために降りてくるのだと説明されてきた。一方では,春と秋の2回ほど山の神祭とか山の神の日というのがあり,春は山の神が木の種子をまき,秋には木の数をかぞえているから山に入ることを禁じ,家ごととか講仲間で祭りを営むところもある。生産の比重を山におくか田におくかによって,その伝承に変型を生じたものと考えられる。…
※「山の神の日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」