山ヶ野金山(読み)やまがのきんざん

世界大百科事典(旧版)内の山ヶ野金山の言及

【金】より

…甲斐,駿河など中部の金山が比較的早く開け,ほぼ同時期に北陸の金山,次いで奥羽の金山が起こり,九州の金山は一般にやや開発がおくれた。近世最大の産金をみた山ヶ野金山(鹿児島県横川町)は17世紀中ごろ盛んであった。金銀山の開発は戦国大名の熱心な政策下に進められ,金銀は軍用・恩賞に重用された。…

【銀】より

…周期表元素記号=Ag 原子番号=47原子量=107.8682±3地殻中の存在度=0.07ppm(67位)安定核種存在比 107Ag=51.35%,109Ag=48.65%融点=961.9℃ 沸点=2212℃固体の比重=10.49(20℃)液体の比重=9.4(961℃)水に対する溶解度=2.8×10-5g/l(25℃)電子配置=[Kr]4d105s1 おもな酸化数=I,II周期表第IB族に属する金属元素。…

【横川[町]】より

…中心集落横川は人吉街道の宿駅として栄えた。1640年(寛永17)に発見された山ヶ野金山は,長く薩摩藩の財政を支え,明治以後も採掘されてきたが,1953年閉山した。天降川水系沿いの米作のほか,山間部では霧の多い気候を利用して茶の栽培が盛ん。…

※「山ヶ野金山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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